印章の彫り方
こんにちは、完全手彫り印鑑専門店の大槻栄文堂です。お客様からよく頂く質問の中に彫り方について・・というのがあります。
実印の場合はフルネームが一般的なこともあり、彫り方というのはありません。
*実印でもお名前だけとか苗字のみの場合は彫り方のご希望がありましたら対応させて頂いております。
特にご指定がない場合は、大槻秀山先生のお任せとなります。
銀行印の場合は、苗字かもしくはお名前のみの彫刻となりますので彫り方をお聞きしております。
*ご指定のない場合はお任せとなります。
彫り方というのは、「縦彫り」か「横彫り」のどちらかになるのですが一般的には縦が最も多いです。
ではなぜ横彫りを銀行印で選ばれることが多いのでしょうか。
理由としましては縁起担ぎの一つです。
銀行印という印鑑は財産を守る役割を持った印鑑です。
その為に、お金がたまりやすい印鑑という縁起担ぎを気にされる方もおられます。
縦に彫りますとお金が縦に流れる=お金が溜まりにくいと考えら、横に彫って縁起担ぎされることがあります。
横に彫る=お金が流れにくくなり溜まりやすくなるという風に考えられておられます。
もちろんこういった考え方はお客様おひとりおひとりの価値観であったり心のもちようの一つではありますがせっかくなら・・・ということでされる方が多いです。
またこの縁起担ぎで横彫りをされる場合ですと、
同じく縁起担ぎの字体である「吉相体(印相体)」をお選びされることをお勧めします。
吉相体という書体そのものが縁起担ぎを重視とした書体でもありますので、縁起を担いで横に彫刻を考えられるのであれば吉相体がおすすめです。
またお名前の漢字の画数や雰囲気によっては縦より横をおすすめする場合もあります。
例えば、ひらがなのお名前の場合は横彫りを基本的にはお勧めしております。
理由としましては、縦になりますとひらがなのもつやわらかさや美しさが損なわれ、ひらべったくなってしまいます。
横に入れますとひらがなのもつ線の繊細さやしなやかさ柔らかさ等の美しさが表現できるからです。
また漢字の画数や文字のバランスよって微妙に文字の太さや配置、バランス等全部大槻秀山先生がひとつひとつ最もよいバランス・画数で字入れされ彫刻されます。
当店は完全手彫り印鑑ですのでそのどれもそれぞれ最もよいベストなバランスになっております。
それは完全手彫り印鑑を長年彫刻されてきた大槻秀山先生の熟練の技と経験によるものです。
ぜひ、大切な財産を守る銀行印をお選びの際は
当店の完全手彫り印章もご検討頂けましたら幸いに思います。
気になることやご印章のことでご相談がありましたらいつでもお気軽にご連絡くださいませ。
連絡先:info@eibundou.com 担当平城
2017-03-15 18:34
店長日記
|