毎年京都府総合見本市会館(パルスプラザ)で開催されます「ものづくりフェア」が今年も開催されました。 その一部をネット担当平城がリポートして参りしましたのでご紹介いたします! 雰囲気を少しでも感じて頂けましたら幸いです! |
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京都府総合見本市会館(パルスプラザ) の入り口です。 朝10時より開催なのですが、この日は日曜ということもあり このものづくりフェアというのは、 「京都のものづくり産業とその優れた技術・技能を紹介し、実演や体験で身近に見て、 触れていただくことで、「ものづくり」の楽しさや大切さ、 技術・技能の素晴らしさを感じていただくため」に開催されています。 昭和56年度から毎年開催され、今年で30回目のフェアです。 また、実際に技能士の方がいろいろな体験を通して教えてくれます。
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たくさんの業種の体験・販売・展示のブースをうろちょろと見ていくうちに、 京印章のブースにつきました!大槻秀山先生ももちろん参加されておられます。 大槻秀山先生は、印章を少しでも体験して頂くために篆刻教室で教えられておられました。 また、そこではお客様のご希望があれば実際に手彫りの実演等もありました。 大槻秀山先生は長年完全手彫りをされておられますし、技術と経験をもたれておられますので 印章作業で最も難しく時間のかかる文字入れを主にされておられました。 |
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この日は選ばれた業種の中でもマイスター保持者の方のみを ステージに紹介され、もちろん大槻秀山先生もステージ上で紹介されておられました。
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大槻先生はここで字入れ・彫刻をされておられました。
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1つ1つ丁寧に真心込めて彫刻されておられます。 |
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他のブースでも様々な業種の体験・展示・販売があり、他の業種の方の一流の技術を 実際に間近で見ることができ、大人も子どももとても楽しめ、貴重な体験のできるもよおしものでした。 ただ物を作るのではなく、技術とものづくりへの情熱を込めて作られたものや技術は どの分野においても本当にすばらしいものばかりでした。 どんどん機械化・合理化が進む中、本当の技術・技術者の方がもっともっとたくさん 活躍される場所があればいいなぁと思いました。 真心込めて技術を込めて作られたものは印章に限らず、 丈夫で心地ちよいものだと思います。 長年の経験と技術を習得するには大変な時間がかかったんだろうと 実際に自分が体験してみるとよく分かります。 大槻秀山先生はよく「人生ずっと勉強だ。」とおっしゃられます。 決して今の自分に満足されることなく、いろんなことに挑戦しされ、 より一層の技術の向上を目指されておられます。 今の自分の技術に満足してはいけない・・と。 当店も、本当によいものをお客様に届けたいという 一心で非合理的で時間のかかる完全彫刻の印章作りをこれからも守っていきたいです。 ものづくりに対する情熱を私もしっかり受け取ることができた、そんなフェアでした。 ぜひ、来年もおそらく開催される思いますのでぜひ一度ご参加下さいませ。 |
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